YouTuberになるなら絶対に食らってはいけないペナルティの種類解説

第二章【チャンネル運営】

YouTubeは取り締まりが厳しい

YouTubeで活動していくにあたって注意しなければならないのがペナルティです。

投稿した動画の内容に違反が認められると動画の削除だけに留まらず、チャンネルの削除やアドセンスアカウントの剥奪をされる恐れもあります。

せっかく育ててきた自分のチャンネルを失わないためにも、どんな事をするとペナルティを受けてしまうのかということをしっかりと理解しておくことが重要です。

この記事で勉強して健全なチャンネル運営をしていきましょう。

YouTubeペナルティの種類

ペナルティの種類としては大きく分けて

・著作権侵害

・コミュニティガイド違反

・Content IDに関する申し立て

の二つに分類することができます。

詳しく見ていきましょう。

 

著作権違反

 

映画や音楽など、他人に著作権があるコンテンツをを無断で動画に使用すると著作権侵害となります。

著作権者が通報をすることで違反者にペナルティが与えられます。

逆に言えば通報をされなければペナルティを受けることはありません。

 

YouTubeではスリーストライク制がとられており、著作権違反を3ヶ月の間に3回繰り返すとチャンネルが削除されてしまいます。

 

 

コミュニティガイド違反

 

 

コミュニティガイドとは、YouTubeが定めている規約です。

これらに違反をするとペナルティをうける可能性があるので注意しましょう。

YouTubeが発見するケースもあればユーザーからの通報で発覚するケースもあります。

 

このコミュニティガイド違反に対するペナルティについても違反警告3回でチャンネルが削除されるスリーストライク制が採用されていますが、2019年2月に改定があり「事前警告」が追加されました。

意図せず違反してしまった投稿者に対する配慮ですね。

しかし、この事前警告はチャンネルに対して一回のみです。

次に違反をしたら警告なしで1ストライクになってしまいます。

事前警告後に科されるペナルティの具体的な内容は以下の通りです。

 

・違反警告1回目→1週間動画投稿不可

・違反警告2回目→2週間動画投稿不可

・違反警告3回目→チャンネル削除

 

Content IDブロック

 

著作権に関するものに「Content ID」というものがあります。

これは著作権者が予め自分のコンテンツの情報を登録しておくシステムのことです。

新しく投稿される動画はContent ID に登録されている情報と照合され、一致した場合には著作権者に伝わります。

そこからのペナルティは著作権者の裁量次第で内容が変わります。

著作権者が取ることができる対応策にはこのようなものがあります。

・動画全体が視聴されないようにブロックする

・その動画の収益を受け取る(動画をアップした人には収益が入らない)

・その動画の視聴回数などの情報を見ることができる

 

https://support.google.com/youtube/answer/6013276?hl=ja

 

勘違いされやすいですが厳密に言うと Content IDブロックと著作権侵害は別物です。

著作権違反の警告の1回には含まれません。

著作権侵害としてカウントされるのは著作権者からの通報があった場合のみです。

 

https://support.google.com/youtube/answer/6013276?hl=ja

 

不服がある場合には異議申し立てもできるので活用しましょう。

私は過去に「著作権侵害の異議申し立て」をしてペナルティ取り消しをしてもらったことがあります。

ダメもとで挑戦してみるのも良いかもしれません。

(もちろん相手を怒らせるようなことはしないほうがいいです)

その時の体験談をまとめた記事です↓

YouTubeで著作権侵害の申し立てを受けてから取り消してもらうまでの流れ

 

違反はしないようにしましょう

 

著作権の問題は完全に回避することは難しいです。

しかし、コミュニティガイド違反の方は意識すれば回避することは簡単だと思います。

動画を投稿する前に自分で見返してみて、違反に該当するような箇所がないか注意しましょう。

YouTubeアドセンスで稼ごう上でチャンネル削除は、最も避けるべきことなので十分に注意してください。