YouTubeで動画をUPして自分で再生しまくれば稼げるんじゃね?

第一章【準備編】

YouTubeを始めてすぐのうちは全く再生数が伸びません。

数回、数十回程度の再生数でため息をつく日々。

 

ふと思い立つのが

「自分で自分の動画見てリロード(ページ更新)しまくれば再生回数増えるんじゃね!?」

ということです。たいていの人が思いつきます。自分も思いつきました。

 

江南スタイル事件

このことに気づいたネットユーザーが暴走した事件がPHY再生回数水増し事件です。

 

 

PHYの江南スタイルというミュージックビデオが2012年に世界的大ブームになりました。

しかし、このブームは本当に起きたものではなく水増しであったと言われています。

 

わずか58日で4億回もの再生回数だったのですが、これは数百万人もの人たちがF5(ページ再読み込みボタン)ボタンを繰り返す不正を行っていたのです。

 

それまでのYouTube上の再生回数記録を余裕で超えていたためにYouTubeが調査をしたところ不正されていたことがわかり、

再生回数のカウントシステムが動画へのアクセスだけでなく再生された時間数も回数カウントの要素いするシステムに変更するという事態になりました。

 

このシステムが導入されるやいなや江南スタイルはランキング1位から96位まで下がり、不正が明らかになったというわけです。

 

まぁF5キーを押すだけで再生回数が増えれば誰でもやりますよね。この事件以降、再生回数の水増しはできなくなったというわけです。

 

現在の再生回数カウント方法は?

じゃあ、自分で何回もちゃんと見ればカウントされるのか?

 

 

という疑問が出てきますが、これも「NO」です。

 

現在の再生回数カウント方法だと自分の動画を自分で見ても1回しかカウントされません。

なぜかといえば私たちのパソコンやスマホには「IPアドレス」という固有の番号が割り振られています。

 

この番号は人それぞれ違うもので重複することはありません。現実世界で住所がかぶらないのと同じことですね。

 

YouTubeは「このIPアドレスから再生された」ということを認識していて、このIPからの再生は1日に1回しかカウントされないようになっています。

 

ですから、自分の動画の再生回数を水増ししようと自分で何回見ても、再生回数には反映されないのです。

 

1日1回だけでもカウントされるならやっておくか、という意見もありそうですが、そんな時間を使うくらいなら動画を作ることに使う方がいいでしょうね。

 

不正なんて考えるよりもユーザーが求めている動画を作り、自然と再生回数を伸ばせるように努力していきましょう。

 

そのためにこのブログで皆さんにノウハウを提供しているわけですから。

ぜひ、コメントなどで質問してくださいね。

 

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。