失敗が怖いと思うのを克服するためにやるべき3つのこと

プロローグ【マインドセット】

こんにちは。堺です。

 

今回は失敗を恐れないようにするには、どうすればよいかお話していきます。

 

「失敗が怖くて新しいことに挑戦できない」

という人は、この記事の内容を実践すれば「失敗を恐れずに挑戦できる人」になれますのでぜひ最後までお読みいただければと思います。

なぜ失敗は怖いのか?

まず、失敗を怖がる人の心理というものを理解しましょう。なぜ失敗を恐れるのか。

それは、「自尊心が傷つく」のが怖いからです。

 

「人からバカにされる」とか「恥ずかしい」といった気持ちになり自尊心が傷つくのが怖いのです。

 

我々の遺伝子には命を守るために防衛反応がプログラミングされています。

しかし現代において、この防衛反応は肉体的よりも精神的な攻撃に反応することのほうが多くなっています。

 

精神的な傷を負わないように失敗を自動的に避けようとするわけです。

 

 

例えば、ミーティングなどで自由な発言を求められたとしましょう。

 

多くの人は「変なこと言って怒られるのはいやだ」とか「見当違いなことを言ってバカにされたくない」なんて思って発言をためらってしまいます。

 

無意識に発言後に受けるかもしれない精神的ダメージを避けようとするわけです。

 

ですから、普段から意識的に「失敗してもいい」と思うようにできれば、失敗を恐れずに何事にもチャレンジできるようになるのです。

 

自尊心を守って失敗に寛容になる方法

それではそうすれば「失敗してもいい」と思えるようになるのでしょうか。

 

失敗=自尊心が傷つく

 

これが理由なのですから、ここから変えなくてはいけません。

 

失敗して結果、恥ずかしいとか怒られるといったことに対しての自分の考え方を変えればいいのです。

何事もそうなのですが自然の事象や他人を変えることはできないと考えるべきです。

 

結果を変えたいなら自分を変えるのが一番早いのです。

ですから、失敗を恐れないようにもっと考え方をポジティブにしていきましょう。

 

考え方をポジティブにする3つの秘訣を伝授します。

 

まずひとつめ。

「自分が思うほど人は気にしていない。」

自分は失敗したことをすごい深く考え、気にしますが人はそこまで気にしません。

 

あなたが自分の失敗に注意を向けるように、他人も自分のことばかり考えています。

 

その瞬間は「失敗してる」とか思われるかもしれませんが、その時だけです。すぐに忘れているので他人を気にするのはやめましょう。

 

ふたつめ。

どんなに失敗してもマイナスになることはありません。命を取られることもありません。

そんなに気負わなくてもいいんですよ。

「失敗しても命まで取られない」こう思うことが必要です。

 

あっ!やっちゃったー。くらいに思っておけばよいのです。失敗を恐れる人は失敗=死くらいに重く考えているから失敗が怖くなるのです。

 

どんな成功者でも失敗していると思えば、この気持ちは軽くなります。

 

世界にユニクロなどの店舗を展開しているグローバル企業「ファーストリテイリング」の創業者であり会長の柳井正さんでさえ、めちゃくちゃ失敗しています。

 

柳井さんは著書「一勝九敗」で自信の経営について語っていますが、タイトル通り10回挑戦したら9回は失敗してきたそうです。

 

さらに、柳井さんは失敗したことを悔やむこともなく、「経営は一勝九敗でいい。」と言っています。

もちろん、失敗の原因を突き止め再発しないようにする努力は必要だと言っています。

 

このように世界的大企業を作った人でさえ失敗します。

しかし、問題は失敗したことではありません。

失敗をしたことであきらめてしまうことが問題なのです。

 

失敗をポジティブにとらえて、やり直せばいいだけです。

それについてみっつめでお話します。

最後にみっつめです。

失敗を怖がらなくていいとは言いましたが、ただただ失敗していればいいわけではありません。

 

失敗したら、まずそれを認識すること。さもないと、取り返しのつかないことになるところまで突っ走ってしまいます。

 

ステップとしては、「失敗した」と認識出来たらすぐに失敗を認め、仮説を立て検証することです。

失敗しても活かすことができないのでは、意味がありません。

 

失敗をしたらまずそれを認識して修正して乗り越える。この成功体験が積み重なれば次第に失敗は怖いものという認識は薄れていきます。

 

「一勝九敗」でもいいんです。失敗したら素直に認めて、解決に向けて行動する。この積み重ねです。

 

「失敗していないのは、何もしていないのと同じ」これぐらいの気持ちでいることをおすすめします。